2008年04月18日
消費税 ~非課税と不課税・・どう違うの?~
なんだかここ最近は雨が降ったり晴れたり寒かったり暑かったり
変なお天気具合ですね・・・
そんな天気のお陰で我が家のお庭の雑草君達は日々ぐんぐん成長しております

草取りしなくては・・

と毎日思いながらも・・・草取りでは対応できずいつも除草剤をまいてしまってるのですがね・・・

・・・と個人的話題はおいておいて~

今日の話題は、タイトル通り「消費税 ~非課税と不課税・・どう違うの?~」という事で、前々回のブログコメントにて「消費税の非課税と不課税について教えてください」との御質問をお受けしましたので(初めての御質問なので大変嬉しかったです
)そのお答えとして書かせていだたきま~す
それでは・・・消費税の基本的概要を5レッスンにわけて解説しながら最終的に「非課税と不課税の違い」が理解できるように進めていきますね

Lesson1 課税対象となる取引
Lesson2 非課税取引
Lesson3 輸出免税取引
Lesson4 非課税と不課税の違い
Lesson5 消費税(課税・非課税・不課税)の区分
○o。o○o。o○o。o○o。o○o。o○o。o○ ○o。o○o。o○o。o○o。o○o。o○o。o○
Lesson1 課税対象となる取引
消費税の課税対象となる取引は次の2つ(①②)の取引です。
①国内において「事業者」が「事業として」「対価を得て行う」行う「資産 の譲渡等」
「事業者」・・・・・・個人事業者、法人をいう
「事業として」・・・・同種の行為を反復、継続、独立して行うこと
サラリーマンがたまたま自家用車を売るという行為は「事業」に当たらない
事業に使用していた建物・自動車などの事業用資産を譲渡した場合は「事業」に当たる 「対価を得て行う」・・物品の販売などをして反対給付を受けること。つまり、反対給付として対価を受け取る取引(有償取引)のこと
寄付は対価性がないので課税対象にならない。 「資産の譲渡等」・・・商品や製品などの販売、資産の貸付、サービスの提供
②外国貨物の輸入
「外国貨物の輸入」・・・保税地域から引き取られる外国貨物が課税対象となる
Lesson2 非課税取引
消費税法上、非課税となる取引は大きく分けて2つに分類され、主な取引は次のとおりです。
①消費税の性格から課税対象とすることになじまないもの・土地の譲渡・貸付
・有価証券、支払手段(手形、小切手等)の譲渡
・利子、保証料、保険料
・郵便局等が行う郵便切手類・印紙の譲渡、地方公共団体等が行う証 紙の譲渡
・商品券、ビール券などの物品切手等の譲渡
・住民票、戸籍抄本などの行政手数料
・国際郵便為替、外国為替
②社会政策的配慮によるもの
・社会保健医療
・介護保険サービス
・社会福祉事業のサービス
・助産費用
・埋葬料、火葬料
・一定の身体障害者用物品の譲渡・貸付け
・一定の学校の授業料、入学金、施設設備費
・教科用図書の譲渡
・住宅の貸付け
非課税取引については、上記のように限定列挙ですので実務では上記15種類を覚えさえすればいいので判りやすいとも言えますね
実際、私が「消費税法」を勉強した時も一番にこの非課税15項目を覚えたものです
Lesson3 輸出免税取引
事業者が国内で商品などを販売する場合には、原則として消費税がかかります。しかし、販売が輸出取引に当てはまる場合には、消費税が免除されます。これは、内国消費税である消費税は外国で消費されるものには課税しないという考えに基づくものです。
輸出取引
・国内からの輸出として行われる資産の譲渡又は貸付け
・外国貨物の譲渡又は貸付け
・旅客や貨物の国際輸送、国際通信、国際郵便
輸出取引の場合、①で「国内において」とあるように諸外国に消費税を負担させるわけにはいきませんので、課税取引ではありますが、税率が0税率という考え方をしています。これを輸出免税といいます。
非課税、不課税とともに「消費税がかからない」という点ではこの輸出取引も同じと言ってもいいですね

でも実際にはこの区分が一番重要(消費税の計算上)で、同じではなく・・「消費税法」の試験でもこの区分を間違ったら致命的なんですがね・・・

Lesson4 非課税と不課税の違い

今回のメインの内容
消費税の課税対象となる取引は、先に説明したとおり、
(1)国内において事業者が事業として対価を得て行う資産の譲渡等と
(2)輸入取引です。
これに当てはまらない取引は消費税法の適用の対象とはならず、消費税はかかりません。これを一般的に「不課税取引」と呼んでいます。
(例)国外取引、対価を得て行うことに当てはまらない寄付や単なる贈与、出資に対する配当
そして、国内において事業者が事業として対価を得て行なう資産の譲渡等であっても、課税対象になじまないことや社会政策的配慮の必要性から消費税を課税しないとしている取引があります。これを「非課税取引」といいます。主な取引はLesson2 非課税取引 に掲げたとおりです。
また、課税売上割合の計算上非課税と不課税の取り扱いが違います。(試験でもここは重要ポイントです
) 課税売上割合は、分母を総売上高(課税取引、非課税取引及び免税取引の合計額)とし、分子を課税売上高(課税取引及び免税取引の合計額)としたときの割合です。
非課税取引は、原則として分母にだけ算入しますが、これに対して、《不課税取引は、そもそも消費税の適用の対象にならない取引ですから、分母にも分子にも算入しません。》
で、この課税売上割合とは消費税の計算上何に関係するのかというと、課税売上割合が95%以上だと「仕入税額全額控除」になり95%未満だと仕入税額にこの課税売上割合を乗じて「仕入税額」を算出したりするのですよ

Lesson5 消費税(課税・非課税・不課税)の区分表
消費税の課税区分の違いは次の図式を見て理解してください。
この区分を理解できればもう「消費税」なんて簡単!!と思うに違いありません


以上、今回は「消費税の非課税と不課税の違い」についてお話するために「消費税」について結構全般的に説明させていただきました

消費税についてわからない事があった時に役にたてば幸いです

それでは~次回はまた「税金入門 その3」として~「ものを所有しているということに対して課される税金」について書いて行きたいと思います

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http://takakei.otemo-yan.net/t77902
この記事へのコメント
本当に感激です! 消費税のことよく判りました。
ありがとうございます。これからもブログ楽しみに
拝見させていただきます。
ありがとうございます。これからもブログ楽しみに
拝見させていただきます。
Posted by こういち at 2008年04月25日 12:49
こういちさんへ
いえいえ、こういちさんからのご質問をいただき(初めての質問でした)私も大変嬉しかったですよ☆
消費税って簡単なようで結構奥が深いんですよね・・
少しでもお役にたてたなら大変光栄です!!
これからも宜しくお願いしますね(*・∀-)☆
いえいえ、こういちさんからのご質問をいただき(初めての質問でした)私も大変嬉しかったですよ☆
消費税って簡単なようで結構奥が深いんですよね・・
少しでもお役にたてたなら大変光栄です!!
これからも宜しくお願いしますね(*・∀-)☆
Posted by 高慶会計
at 2008年04月25日 15:41
at 2008年04月25日 15:41こんにちは。「高慶会計相談室:消費税 ~非課税と不課税・・どう違うの?~」の管理人様。いつも面白い情報をありがとうございます。次の更新を楽しみにしてます!
Posted by FXで稼ぐ情報商材 at 2008年05月05日 05:45
↑さんへ
コメントありがとうございました☆
また、いつも見てくださっている・・との事、ありがとうございます!!
なのに・・最近更新が滞っていて大変申し訳ありません!!
こういったコメントがあると「もっと頑張らなくては
!!」と意欲が湧きます~☆
今後とも宜しくお願いいたします。
コメントありがとうございました☆
また、いつも見てくださっている・・との事、ありがとうございます!!
なのに・・最近更新が滞っていて大変申し訳ありません!!
こういったコメントがあると「もっと頑張らなくては
!!」と意欲が湧きます~☆
今後とも宜しくお願いいたします。
Posted by 高慶会計 若 at 2008年05月09日 13:56


